中学受験の面接

中学受験の際につきものなのが入試と一緒に行われる面接です。面接では、母親は服装に異常に気を使い、父親は自分の職業や勤務先を気にします。できるだけ、経済的に余裕があって、しかも社会的地位の高い家庭であることが重要なように思っている両親が多いのではないでしょうか?

確かに、中学受験で進学する先は私立学校がほとんどですから経済的に困窮しているようでは困るでしょう。良家の子女が多く在籍しているという評判も私立学校には望ましいものです。しかし、近年の私立学校はそういうことだけで合否判断をするわけではないのです。

面接で学校側は服装や職業もみますが、それはその服装から良識があるかどうかを判断しようとするものです。学校が面接で見たいことは、保護者に良識があるかどうか?子供に愛情をかけていい環境づくりができているかを見るのです。

では、良識とはどういうことでしょうか?一般的な良識の基準は公序良俗に沿うということになりますが、中学受験の面接では志望校の教育方針や運営方針に合うかどうか?ということになります。教育方針や運営方針に共感していることが大切なのです。こういうことは志望動機の質問の返答に如実に表われます。特に宗教系の学校では、この面を重く見る傾向があります。

逆に言えば、志望校を決める時には評判や偏差値以外にも教育方針を理解した上で決めなければならないということです。現実的には、面接をする学校は減る傾向にあり、学力重視の傾向が強くなっています。