成功談は中学受験の薬

中学受験に関しての参考資料の多くはNG特集のようなものをよく見かけます。何をしてはいけないかという情報はどんなことをするにもとても役にたちます。実際、それがいけないことだと知らずに丁寧に毎日やってしまっているなどということはよくあることです。

NG集のようなものに目を通しておけば、大きな過ちはせずに済むかもしれません。ただ、子供に、失敗例を熱心に教え込む必要はありません。むしろ成功例を何度も聞かせてあげたほうが気分が上がるのです。

実社会においても、マニュアル化が進んだ職場では悪い例は提示しません。良い例、するべき事だけを明示します。というのも、人間は悪い例を知って悪いことに注意を向けていると、その悪い方向へ向いて行動してしまうことが往々にしてあるのです。

6年生という年齢はまだ自分をコントロールする力は弱いもの。大人と同じようにNG事例、禁止事項をくどくど聞かせるよりは、するべきことをしっかり教えましょう。体験談も失敗談よりは成功談の方がためになります。

また、最初から難しい問題で不正解をただすよりは、簡単な問題からレベルを上げていくほうが伸びます。細かい成功経験を積み重ねていった方が自己肯定感が確立できるので、いざというときに頑張りがきくのです。