中学受験勉強と雑音

中学受験の受験生はまだ小学生です。自分で受験したいという意思はもっていても、そのための環境づくりは本人ができるわけもありません。受験のための環境作りは全面的に保護者の責任です。

よく、静かな勉強部屋よりもリビングで勉強する子供のほうがいい学校へ進学するといわれています。全ての人に当てはまるかどうかはわかりませんが、そういう傾向があるのは本当です。最近の新築住宅ではわざわざリビングルームやキッチンに近い場所に勉強スペースを設けてあります。

人間は静かすぎる環境よりは普段から聞きなれた雑音が聞こえる方が集中力が上がります。電車で勉強すると頭に入りやすいのも本当のことです。関心をひかない、聞きなれた雑音がいいのです。テレビなどの音は、関心をひくので集中力が途切れがちですがお母さんが機嫌よく炊事をする音や、いつも聞いている歌詞のない音楽などは集中力を上げることができます。

また、独りぼっちにするよりも家族と空間を共有する方が気分が安定しています。だからと言って弟や妹が兄弟げんかをして大声を上げる環境では勉強できません。家族が不機嫌モードをまき散らしているような環境も集中力が途切れてしまいます。物理的な環境も重要ですが精神的な環境は本当に受験生のモチベーションに影響します。保護者の夫婦不和は子供の心に大きな負担になります。