中学受験とあいさつ

挨拶が大切だということは、ことあるごとに言われる言葉です。特に社会に出た時には挨拶ができないことで損をする人がたくさんいます。「挨拶をしましょう」ということは、幼稚園や保育園から教え始めます。

小学校でも、相当な頻度でいわれます。学校の廊下で先生とすれ違ったときには、必ず挨拶や会釈をするような躾をされます。たいていの家庭でも、おはよう、行ってきます、ただいま、おやすみをきちんと言うようにしつけられます。

塾や学校、家庭教師の先生にも同じことです。その場に必要なあいさつができることは非常に大切なことなのです。挨拶に関しては家庭の躾が大きくものを言いますが、さて、このあいさつが中学受験と深い関係があると言ったらおどろかれるでしょうか?

日本ではあいさつはコミュニケーションの基本と位置付けられています。海外でも、学校や職場、知り合いや友人には、それぞれその場にふさわしい声掛けをします。目も合わさない会釈もしないのは失礼な態度なのです。

場所や時間、相手との関係にふさわしい挨拶ができるかどうかは、その人の社会的成熟度を表すものでもあります。朝先生やそのほかの大人にあえば「おはようございます。」です。友人にあえば、「おはよう」だけのほうがふさわしいのです。

あいさつは、その子供が毎日保護者や学校で言われていることを素直な気持ちで受け入れているかを見る機会でもあります。ふてくされて挨拶をしない、目上の人にもそれにふさわし物言いができないようなら、学習にもその弊害が出ているかもしれないのです。また、国語力を図る上でも目安になります。